子供の安全なスマホ利用のために心得ておきたいこと
お子さんのスマホ利用をより安全なものとするために、フィルタリングアプリの導入以外にやっておきたいことを4つのポイントにまとめました。
1.フィルタリングしていることを周知しておく
フィルタリングをしていることは、お子さんに伝えるべきだと思います。
勝手にフィルタリングをしていても吸収力のある年ごろのお子さんにはいずれ分かるでしょうし、無用な不信感を招くより得策と言えます。
フィルタリングをしているのは子どもの安全のためであることをしっかり伝えることが、長い目で見た時に親子で信頼関係を構築しやすくなります。
2.普段からスマホ利用に付きまとうリスクや危険を教える
スマホはとても便利なツールであるがゆえに、そのリスクも小さなものではありません。大人ですらスマホの使い方が原因でトラブルに巻き込まれることはあるのですから、これからスマホを利用していくお子さんにはそのリスクやリテラシーについての教育はとても重要です。
実体験も交えて「変な使い方をすると重大な事態を招く」という可能性を理解させておきましょう。
3.親も常に勉強する姿勢を持とう
お子さんの本音としては、思う存分スマホを使いたいと思っていることでしょう。親御さんとしてはそれにブレーキをかける立場なので、正しいことを伝えるためには十分な説明と説得力が欠かせません。
スマホを巡るリスクは常に変化しているので、親も一緒に勉強していくというスタンスを持つことが重要です。お子さんのために親も勉強しているという姿を積極的に伝えるようにしてください。
4.フィルタリングを解除してほしいと言ってきたら丁寧に話し合う
前項で述べたように、お子さんの本音は「フィルタリングなしで思う存分スマホを使いたい」となると思います。フィルタリングをしていることに対して窮屈さを感じた時には、それを解除してほしいと言ってくるかも知れません。
そんな時は「まだ子どもだから」と頭ごなしに否定するのではなく、その理由を聞き、それが正当なものであれば一部それを解除するなど丁寧に話し合って柔軟な対応をとるのが理想です。
話を全く聞き入れてもらいない相手に、お子さんは本心を打ち明けてはくれません。親子の信頼関係構築という意味でも、フィルタリングの話をする機会はチャンスとも言えるのです。